階段の欠け補修

階段の欠けを直す手順

左が直す前             右が完成

段鼻の欠けを直します

欠け部分の掃除とササクレなどを除去してから取り掛かります

プレーンスティック

米国製の樹脂で、熱で溶かして充填します。冷えると木の堅さくらいになります

コテで溶かします

樹脂の色を合わせて調合し、欠けた部分に盛り付けていきます

成形作業

形を整えます

大まかな形が完成したところです

成形完了

余分な樹脂をクリーニングしたら完成。着色工程に移ります

着色

少し色が明るかったので濃いめの色を足しています。木目も必要に応じて描き込みます

完成

表面保護のため、クリヤー塗装をして仕上げます

補修としては充分な仕上りです

階段の段鼻は角部なので柔らかい充填材はすぐに取れてしまいます。硬めの樹脂タイプが適しています。

大きな欠けの場合は、プレーンスティックより堅いタイプの樹脂やパテで埋める事が多いです。

充填材の色は、建材とピッタリ合うのが理想ですが難しいです。濃いめより、少し薄めの色の方が後の着色がし易いです。濃い色を薄くするのは大変な手間が掛かります。

色を足して濃くしていくのは容易なため、少しずつ色をつけていきます。