修復事例

室内建具

穴が空いてしまった

賃貸で同じデザインのものは手に入らないと言われた

フローリング

床が結露でカビだらけになった

書斎椅子のキャスターで床の表面が凹んでいる。そのまま使用していたら、表面がめくれてきた

物を落として凹んでしまった

階段など

掃除機が落ちて階段の角が欠けた

長年の使用で塗装が剥げてきた

玄関框が白アリ被害にあった

その他の建材

様々な症例に対応してまいりました。まずはご相談下さい。

室内建具  室内ドアの修復例 ドアに空いた穴の修復手順です

建具 割れの修復

フラッシュドアに物をぶつけた時に割れてしまったとのこと

大きめの割れです。縦横それぞれ10㎝程あります。

約10㎠ありました

一旦、割れた化粧板を切り取ります。   

衝撃を受けて破損した化粧板にはひずみがあり、圧力を解放してやる意味合いもあります。

安定した平滑面を作るのに重要な工程です。

リペア後

しっかりと下地を作ってから、平面を成形、着色して完成です

その他のドア穴の修復事例をご覧になれます

床  フローリングの修復例

  フローリングの経年劣化・結露などの染み・カビ による傷みの修復例

掃き出し窓付近のフローリング

経年劣化の修復

フローリング表層のハガレは、長年にわたる紫外線や結露などの湿気により、塗装表面が劣化することから起きます。


塗装面が劣化すると、床材の表に貼られた化粧単板といわれる 薄い板 が直接 湿気を吸収したり紫外線を浴びたりするようになり、劣化が加速します。


その結果、化粧板がヒビ割れてささくれ立ってきます。塗膜はハガレ落ちていきます。

この頃には、雑巾がけや歩行時、布や靴下などがささくれに引っかかり ほつれるようになります。

多くの方が修復について計画される時期でもあります。


賃貸物件の場合、入居者の退去までメンテナンスの機会が無いことも多く、退去のタイミングで修復の依頼が入ります。

入居期間が長いほど劣化も激しくなる傾向にあります。

完成


このケースの床の修復手順は、劣化した表面全体を補強することから始めます。


塗料・接着剤・樹脂などを用いてガサガサになっている部分を固めていきます。


下地の補強が出来たら平滑面を作ります。床の目地などもこの時に再現します。


着色工程に入ります。周囲の色と木目柄に合わせて塗装します。


➃ワックス仕上げされている床が多いので、ワックスを塗布して仕上です。


仕上がりは完成写真のようになりました。

経年劣化したフローリングの修復

写真の事例は、掃き出し窓付近の床が経年劣化して、傷みが遠目でも目立つようになっています。


向かって右側のフローリングの変色が進んでいます。


カーペットや家具などが設置されていると、ツートンカラーのように色の差がはっきり判る位に日焼け跡が目立つことがあります。


床の劣化 近景写真

劣化した床を近くで確認すると、色が抜けて白くなっているだけでなく、床表面の化粧単板までササクレ・剥離が起きている事が判ります。

経年劣化で塗膜がほとんど失われており、木部に直接 水分が染み込む状態です。

結露などがあると、フローリングが水を吸収してカビの発生による黒染みなどの症状が現れることがあります。

経年劣化の状態

結露などで窓枠サッシの付近ほどフローリングの傷みが進行しています。

表面がガサガサになり、塗膜と化粧単板がヒビ割れてハガレがすすんでいます。

黒く変色した部分も、放置すれば広がっていきます。

劣化面の補強

傷んだ化粧単板をなおします。

ヒビ割れた床の表面を補強してから、樹脂を充填し平らに整えます。

塗装したときに、写真の様な光の反射がみられるように平らを作っていきます。

塗装仕上げ

フローリングを平らに整えたら、

変色した部分を直します。

色が抜けた所は、元の色を着色し、黒くなった所も本来の色を再現していきます。

失われた木目も描き込んで再現します。

塗装完成

遠目ではっきり判るほど色の差がありましたが、修復作業により綺麗になりました。

経年劣化部の修復完成

仕上げにワックスコーテイングして完成です。


フローリングの 水濡れ劣化部の修復

壁際の床が湿気で傷んでしまったとのこと 結露もひどいとのことでした。

フローリングの継ぎ目部分が特に傷んでおり、表面がめくれてハガレていました。

長い間 湿気にさらされると、カビ発生の原因になります。

この床も、黒いカビの染みが出来ています。

完成

フローリング表面の化粧単板がハガレている箇所は、パテなどを充填して平らにします。

見た目の仕上げについては、

周囲の色と木目柄に合わせて塗装するで、部分的な修繕が可能です。

張り替えなどの工事をせずに床を蘇らせることが出来ます。

フローリングが水漏れ被害に遭うと傷みの原因になります   

段ボールなどに入れて置いた野菜類を、ついうっかり忘れて腐らせてしまった。こんな経験はありませんか

フローリング 

化粧単板ハガレと茶色のシミの修復

 キッチンは、主に水が関係する床の染みや傷みが発生しやすい場所でもあります。写真の事例は何が原因でしょうか。

水道の水がこぼれた位でここまで損傷することはまずありません。長期間、水分の多い状態を放置する事でこのような状態に発展します。

気付いたら床に水分が染みこんでいて床板が傷んでしまっていた。というケースです。傷んだ床の上には箱が置いてあったのです。

 シミと同時に表面の化粧単板もダメージを受けており剥離していました。白く見える部分が剥離しています。この部分はパテ・樹脂を埋めて平らに成形します。その後、着色と木目を書き込んでいきます。茶色のシミ部分は周囲の色に合わせて着色していきます。 

完成


着色方法について


 このフローリングのようなシミ修復のケースは、

元の床色よりも濃いシミを消していく作業になります。

 基本的に色を薄くする着色は出来ないため、

一旦、濃いシミのピースを白っぽく塗装してから色合わせ塗装、木目描きの工程を経て完成させます。

 天然木クリヤー塗装仕上げの場合、

天然木の発色に対し、塗料による色目の再現となりますので、

場合によっては材質の違いによる色目・質感の差異が目立つことがございます。

できうる限りこの差異を軽減するように手を尽くして作業致します。

床 焦げ

炭化している部分は床材としての強度を失っているため、削り取ります。

薄く茶色に変色した程度であれば、そのまま活かせる場合もあります。

床 焦げ リペア後

タバコやアイロンによる床の焦げに対応出来ます

部屋のクリーニング時、薬品をこぼし床が焦げたというケースもあります

いずれのケースでも対応可能でので、ご相談ください。

床 キャスター凹み

見た目以上に広い範囲を埋めることになります

一面を埋める「ベタ埋め」する事で平滑面を再現します。範囲が広くなると1日がかりの重労働になることもあります。

1㎡の範囲で1日作業が目安です。

完成

ベタ埋め完了

キャスター凹みのリペアは広範囲に及ぶことがめずらしくありません。

放置すると表板のハガレ・割れにつながる為、早めの修復をお勧めします。

丁寧に作業することで平滑面が甦ります。


床の埋木跡

埋木して自分で色を塗ってみたが、色が合わなかったので目立たなくして欲しいとの要望でした。

新築・改築などの現場ではこのような事が起こる場合が有ります。

仕上が天然木にクリヤー塗装してある部材は色合わせが非常に難しいとされています。

場所が 壁際などの場合は何とかなることがありますので、ご相談ください。

部屋の中央などの場合、通常のリペア手順では厳しいので、現地確認が必要になる場合があります。

完成間近

仕上がり写真を撮り忘れました。

明るい色の床は、例えば引っかき傷が出来たときに傷口を水拭きすると、キズが茶色く目立つ場合があります。水が乾くと元に戻りますが、この様な場合は透明塗料を塗っても傷跡が茶色くなってしまうので(塗料の場合は、乾燥しても茶色のままです)プロに任せましょう。実はプロでも引っかき傷の痕跡を完全になくすのは至難の業です。

水拭きして引っかき傷が消える場合は、塗膜厚の部分でキズが止まっていますので(傷が浅い)クリヤー塗装できれいになる場合があります。色つきの塗料を塗ると濃く目立ち、傷口に染みこんだ塗料が取れなくなってしまうことが多いので注意しましょう。

フローリングのカビとシミ

水濡れのため、床に黒カビ・シミが発生

集合住宅などでは、上階からの漏水によってカビが発生する事があります。

一旦、水を吸い込んだ木材は簡単に乾燥しません。その為、湿気過多の状態がつづいているうちにカビが発生する事があります。

床を剥がして張り替え工事をする場合、部屋全体を張り替えることになりそうです。部分張り替えの場合、同じ床を手配できても、色が合わないという事が有ります。

「張り替えた床の色が違うので、色を合わせて欲しい」とご依頼が入る事があります。

完成

修復は床の水分が乾燥した後に行ないます

修復するとこのようになります。

床がしっかり乾燥してカビの進行が止まったタイミングが修復に適した時期です。

湿った部材には塗装などの手を加えることが出来ないことと、水分は周囲に浸透していきますので、修復時に無かったカビ染みが修復部の外に広がってしまう事があるためです。


フローリング

冷蔵庫搬入時の引きずりキズ

重量物を移動するときに床上を引きずるように移動すると、線状の凹みが玄関からキッチンまで続くといったことがあります。

埋めるだけで目立たなくなる場合もあれば、着色しなければならない場合もあり、埋めるだけに比べて作業時間が倍になることもあります。

完成


この写真では、照明の反射光で修復部がよく判りません。

埋めるだけで目立たなくなるキズでしたので、奥にあった多数の引きキズと併せて目立たなくなりました。


床  その他の床 フロアタイルの修復例

フロアタイルの折れ

 中央の白い線が折れ跡です。 フロアタイルが施工中に曲げ圧力などで折れてしまったようです。

 写真では判り難いですが、折りグセがつき段差もついています。

完成

 事情により部材交換が難しい場合は、このようにリペア対応するケースもあります。

 熱で溶かしながら修復しました。木目模様の凹凸があるのでそれを潰した仕上にならないように注意します。

床下工事の復旧

今回はすこし特殊な作業です

この状態からご依頼がありました

外したフロアタイルを修復して貼り戻したいとのことでした

完成

 取り替えできない部材は、リペアで美観の回復が出来る場合があります。

和室の敷居 修復例

和室の白木はすがすがしく、気持ちの良いものですが、経年変化で変色しやすい特徴もあります。こちらのお客様は、傷みの目立ってきた敷居を修復する際に、柱・床と色を調和させるために敷居を塗装するプランを選択されました。引き締まった空間の演出ができました。

長年の使用で、敷居がすり減り、傷みが目立ちます

敷居の ”山" が大きく削れています

形を復元して、表面に化粧単板を貼っている所です

こちらのお部屋は、茶系の塗装で仕上げました。

修復前

修復前の状態は、敷居は傷んでいるものの、

柱・鴨居にはキズが少なく、日焼けしてお部屋の床・枠・扉の色に馴染んできています。

敷居の修復も茶系で仕上げることになりました。

修復後

塗装仕上でお部屋の雰囲気が随分、変わります。

色を変えることで、洋室と より調和した空間になりました。


玄関框のシロアリ被害

蝕害によりこの様な状態に。

防蟻処置は専門業者様にお願いします。

完成

 取り替えできない部材は、リペアで美観の回復が出来る場合があります。

洗面化粧台の割れ修復

落下防止柵の取り付け穴が割れて上の柵が外れた状態です

穴を補強して直しているところです

欠けとヒビ割れ部の修復

 写真では見づらいですが取り付け穴付近は、ヒビ割れ広がっています。ヒビと欠けを修復しているところです

欠け・ヒビ部の修復完成

仕上げに塗装しています

部品を取り付けて完成

 下の棚の貰いサビ部分も綺麗にしました

施工対応出来る事例 の 写真を今後増やしていく予定です

小さなキズも直します。お気軽にご相談下さい。

自分でも直せそうで やってみたら上手くいかなかった。という方もどうぞ 

階段 段鼻の欠け

掃除機を持ち運ぶときにぶつけたりして傷つきやすい部分です

段鼻は踏み板の角の部分の事です。柔らかすぎる充填材だと、せっかく直しても取れてしまいます。

床の凹み

フローリングに堅い物を落として付く凹みキズの代表例

凹みキズは埋めれば直るのか?  いいえ。その前にやらなければならない事があります。この作業を怠るとどんなに綺麗に着色しても傷跡が目立つことになってしまいます。

床の経年劣化

窓際は特に傷みやすい部分です。ワックスの効果が切れると表面の化粧単板がヒビ割れやすくなります。早めにお手入れする事で傷みの進行を止めることが出来ます

ちょっとした欠けでも靴下が引っかかったり、ストレスの元に。時間とともに床の状態は木目からヒビが広がりガサついた感じになります。更に放置すれば化粧単板がめくれ上がってしまうこともあります。

その他の修復

キッチン 人造大理石の割れ

この規模の割れは修復よりも交換のケースかと思いますが、リペア対応すると完成写真のようになります。リペア対応は、賃貸物件に限ります

完成

塗装仕上げでリペアするので、人造大理石の機能の再現まではできないことをご了承下さいませ。