穴が空いてしまった
賃貸で同じデザインのものは手に入らないと言われた
床が結露でカビだらけになった
書斎椅子のキャスターで床の表面が凹んでいる。そのまま使用していたら、表面がめくれてきた
物を落として凹んでしまった
掃除機が落ちて階段の角が欠けた
長年の使用で塗装が剥げてきた
玄関框が白アリ被害にあった
様々な症例に対応してまいりました。まずはご相談下さい。
フローリングの経年劣化・結露などの染み・カビ による傷みの修復例
傷みが進んだフローリングも 修復の技で かつての輝きを取り戻します。
経年劣化の状態
結露などで窓枠サッシの付近ほどフローリングの傷みが進行しています。
表面がガサガサになり、塗膜と化粧単板がヒビ割れてハガレがすすんでいます。
黒い変色部も、放置すれば広がっていきます。
手で触るとササクレが刺さる状態です。
ストッキングの破れがおきるのもこの状態のフローリングの特徴です。
修復の技で滑らかな床に復活させます。
劣化面の補強
この床は、貼り替えせずに修復できます。
まず、フローリング表面の傷んだ化粧単板をなおします。
ヒビ割れて剥がれかかっている床の表面を補強します。
補強後、欠損箇所に樹脂を充填し平らに整えます。
塗装したときに、写真の様な光の反射がみられるように平らな面を作っていきます。
塗装仕上げ
フローリングを平らに整えたら、
変色した部分を直します。
色が抜けた所は、元の色を着色し、黒い変色部も本来の色を再現していきます。
失われた木目も描き込んで再現します。
傷んでガサガサになっていたフローリングも修復の技で輝きが復活しました。
適切な材料で修復いたします
補修箇所の手直し
他社様による補修跡を手直しした例です。
補修の着色跡が目立つのですが、色が合わないのはある程度仕方ありません。色合わせの難しい天然木仕上げのフローリングだからです。
この現場は顔料系塗料を使用したことで着色箇所が浮いて見える状態でした。
問題なのは、補修面がボロボロと崩れていることです。このために手直しが必要になっています。
塗膜がめくれ、充填してある樹脂も砕けています。透明系樹脂を使用していると思いますが、深い凹みキズのため、白く目立ちます。
塗膜剥離の原因
なぜ塗膜がはがれているのか試験します。
マスキングテープを貼って剥離試験を行ないます。弱粘着のテープを使用しています。
白い樹脂の上の塗料は全てはがれました。
一部の樹脂もはがれてテープに付いています。周囲の塗膜は剥がれていません。
弱い粘着テープで塗料が剥がれてしまう事から、不具合の原因は、この白い樹脂にあるようです。
このタイプの樹脂は、簡単に平らの成形が出来るため普及しているのですが、
密着性が弱く、塗料がハガレやすく、
柔軟性が低いため負荷がかかると崩れてしまうものがあります。
充填材の密着不良
白い充填材を触ると欠けが広がっていきます。粉状に砕けてほぼ全て取れてしまいました。
補修箇所の不具合による再補修は、前回と同じ問題を起こさないように、クリーニングして全て取り除いてしまいます。
この樹脂はすぐに取れて楽なのですが、この床の修復には不向きな材料だということになります。
この現場は、床全体のキズにこの樹脂を使って補修しているようでした。
賃貸物件の場合、入居者が入れ替わる度に同じ箇所を再補修する事になりかねず、非効率です。
再補修 埋め戻し
柔軟性のある樹脂を選択して、歩行時に床がたわんだ時、樹脂が割れることを防ぎます。
この後、平らに研磨していきます。
戸建てのフローリングはたわみが少ないですが、集合住宅は、騒音対策の関係で床に柔軟性があり、歩行時にしなり易い傾向があります。硬くてもろい樹脂は次第に割れが広がり取れてしまいます。
また、補修剤の密着性能は重要なポイントです。密着力の弱い材料は使用しないか、密着対策を取る必要があります。
着色
塗料には、顔料タイプと染料タイプがあります。
顔料は粉で不透明、染料は液体で光の透過性があります。バランス良く使わないと補修跡が目立ちます。
天然木の化粧単板(天然木を薄くスライスした板)仕上げは、木目を活かす染料系の塗装が必要になる事も多いです。
顔料の多用は違和感が出るため、充填材の色を調整して塗料の着色は控えめにすると目立たなくなる場合があります。
確認
あまり塗料着色をせずに、充填材を主体にして、ここまで目立たなくなりました。
離れて見て気にならなければ他の傷を直します。
濃く見えている部分が気になる時は充填材のところからやり直しすることも少なくありません。塗料で直そうとすると手直し前の状態になりかねないからです。
こちらの現場は、他のキズを優先しました。
お客様のご意向を確認して作業を進めます。
この後、ワックスをかけて艶を調整して仕上げます。
中央の白い線が折れ跡です。 フロアタイルが施工中に曲げ圧力などで折れてしまったようです。
写真では判り難いですが、折りグセがつき段差もついています。
簡単に取り替え部材が手配出来れば良いのですが、同じものが手配出来なかったり、
経年変化のある部材と新品の部材では見た目に差がある事も多く、一部の交換では済まない事もあります。
事情により部材交換が難しい場合は、このようにリペア対応するケースもあります。
折れキズは熱で溶かしながら修復しました。木目模様の凹凸があるのでそれを潰した仕上にならないように注意します。
修復士は、傷んだ部分を修復して原状回復できますので、賃貸物件の原状回復にもお役に立てる存在です。
今回はすこし特殊な作業です
この状態からご依頼がありました
外したフロアタイルを修復して貼り戻したいとのことでした
取り替えできない部材は、リペアで美観の回復が出来る場合があります。この現場も傷んだフロアタイルを修復して貼り戻す事が出来ましたので、全面貼り替えすることを免れました。修繕費用も大幅に抑えられました。
落下物によりクッションフロアがえぐれています。衝撃で、表面のシートが切れて中のクッションが潰れています。
クッションフロアは、補修業界では直す事が困難とされている素材のひとつです。
凹んだ部分と盛り上がった部分が確認できます。
ごく小さなキズや焦げなどはリペア対応が可能な場合がございます。広範囲の焦げ・溶け・破れなどは張り替えをお勧めいたします。
中のクッション部が潰れたり、よじれたりしているため、出来るだけ平らになるように下地の調整をしているところです。
裂けた凹みにクッションを入れます。これだけでは平らに成形することは難しいため、樹脂も併用して平らにしていきます。
マーブル模様に合わせて着色します。
仕上げにクリヤー塗料で保護塗装します。
ワックス施工してある場合は、ワックス掛けして仕上げます。
長年の使用で、敷居がすり減り、傷みが目立ちます
敷居の ”山" が大きく削れています
形を復元して、表面に化粧単板を貼っている所です
こちらのお部屋は、茶系の塗装で仕上げました。
修復前
修復前の状態は、敷居は傷んでいるものの、
柱・鴨居にはキズが少なく、日焼けしてお部屋の床・枠・扉の色に馴染んできています。
敷居の修復も茶系で仕上げることになりました。
修復後
塗装仕上でお部屋の雰囲気が随分、変わります。
色を変えることで、洋室と より調和した空間になりました。
蝕害によりこの様な状態に。
防蟻処置は専門業者様にお願いします。
取り替えできない部材は、リペアで美観の回復が出来る場合があります。
落下防止柵の取り付け穴が割れて上の柵が外れた状態です
穴を補強して直しているところです
写真では見づらいですが取り付け穴付近は、ヒビ割れが広がっています。ヒビと欠けを修復しているところです
仕上げに塗装しています
下の棚の貰いサビ部分も綺麗にしました
施工対応出来る事例 の 写真を今後増やしていく予定です
小さなキズも直します。お気軽にご相談下さい。
自分でも直せそうで やってみたら上手くいかなかった。という方もどうぞ
床の凹み
フローリングに堅い物を落として付く凹みキズの代表例
凹みキズは埋めれば直るのか? いいえ。その前にやらなければならない事があります。この作業を怠るとどんなに綺麗に着色しても傷跡が目立つことになってしまいます。
床の経年劣化
窓際は特に傷みやすい部分です。ワックスの効果が切れると表面の化粧単板がヒビ割れやすくなります。早めにお手入れする事で傷みの進行を止めることが出来ます
ちょっとした欠けでも靴下が引っかかったり、ストレスの元に。時間とともに床の状態は木目からヒビが広がりガサついた感じになります。更に放置すれば化粧単板がめくれ上がってしまうこともあります。
その他の修復
この規模の割れは修復よりも交換のケースかと思いますが、
リペア対応すると完成写真のようになります。
リペア対応は、賃貸物件管理者様了解の場合・お住まいの所有者様ご了承の場合に限ります
塗装仕上げでリペアするため、
人工大理石の機能の再現まではできないことをご了承下さいませ。
石目模様の人工大理石 塗装による美観回復例
以前、ひび割れの修復は困難であると診断されたそうです。
天板の補強を建築会社様が行ない、美観回復塗装を当店が行なうことで修繕することとなりました。
ひび割れは、ほぼ天板端部まで伸びていましたが、途中で止まっているようです。
天板の立ち上がり部分がひび割れの終点でした。
天板裏側は、補強の施工が完了しており、当店が表側のリペアを行ないます。
ひび割れの詳細写真です。
少し隙間が有り、段差も少しありました。
ひび割れ処置・割れ部の埋め・平ら成形してから塗装します。
石目の模様も表現いたしました。
割れの痕跡は塗装で判らなくなりました
塗料の硬化を待ち、研磨工程に進みます。
完全硬化には日数を要するため、作業可能な状態になったところで開始します。
角度を変えて見たところ
あまり艶が出ないように仕上げました。